ブラッチェ
弦楽器のヴィオラのこと、ドイツ語圏では
Bratsche(ブラッチェ)と言います。

16世紀の初めに出現したヴァイオリン族は、演奏家の腕か胸で
支えられながら演奏されていたため、「ヴィオラ・ダ・ブラッチョ」
(ブラッチョ=腕)と呼ばれていました。このようにして
ヴァイオリン族は、ヴィオラ・ダ・ガンバ(ガンバ=足)の楽器族とは
用語的にも区別されていったそうです。

現在のヴァイオリン=ヴィオラ・ダ・ブラッチョ・ソプラーノ、

現在のヴィオラ=
ヴィオラ・ダ・ブラッチョ・コントラルトと
ヴィオラ・ダ・ブラッチョ・テノーレ、

現在のチェロ=ヴィオラ・ダ・ブラッチョ・バッソ、

に由来しています。

その中、ヴィオラと呼ぶ楽器をドイツ語圏では
ブラッチョという呼称が残り、ブラッチェと呼ばれている
らしいです。

そのブラッチェ、つまりヴィオラ、
作曲家によって使い方が様々です。
弦楽器やオーケストラ作品を聴かれる時は、
是非、ブラッチェに注目してみてください。
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by dirigent-yuichi | 2012-09-15 14:39 | 音楽
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