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美術と音楽
今、ウィーンでは、美術史博物館、造形美術アカデミー美術館、リヒテンシュタイン美術館の3つの美術館で計100点のRubensの絵画展が開かれております。もちろん、ウィーンの美術史美術館には、フェルメール、ブリューゲル、ラファエロ等の貴重な作品も数多く展示されております。ここ数日、時間をかけて美術館を回っております。
絵画を見ると当時の生活スタイルや、風景、思想等、さまざまなものを知ることができます。当然、宗教的な制約も多かったわけですが、当時の流行も伺い知ることができます。
クラシック音楽にも時代によって、流行があり、その流行にそって発展してきました。
絵画は視覚的な側面で表現する芸術、音楽は聴覚的な側面で表現する芸術。
では、どちらも兼ね備えたオペラは完成された芸術であるかというと、そうとも言い切れません。オペラは、台本という別の芸術を視覚的、そして聴覚的なものを使って表現している芸術といえます。
様々な芸術の中で、音楽と美術、この二つはお互いを意識しつつそして補いながら発展してきたのかもしれません。
by dirigent-yuichi | 2005-02-10 00:59 | 音楽
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