作品との出会い
先日、数年に一度お手伝いに呼んでいただいているアマチュアオーケストラさんにお邪魔ました。
今回のお手伝い演目の中に含まれていたイベールのフルート協奏曲。フルート奏者にとってはメジャーなレパートリーで、私も大好きな曲なのですが、意外と知名度は低いということに驚きました。ひょっとするとイベールという作曲家の作品が日本ではあまり知られていないということでしょうか。
確かに日本で行われるコンサートでは、取り上げられる作曲家に偏りがあるのは事実なので、コンサートで聴くことができる作曲家や作品の広がりの少なさも、客層を広げられない一つの要因になっているのかもしれません。
しかし、聴衆を集めるためには、お客の聴きたい欲求を満たすための演目も含まなければならないので、メジャーな演目のなかに、すこしづつ日本で知名度の低い作品を絡めていくことになります。
そのコンサートで聴衆が出会った曲を、お客様のもう一度聴きたい曲の一つに加えていただけるように、聴衆の皆様の心に残る演奏をすることが大切になのだと思います。
若い頃は良さがわからなかったものが、後に良さがわかるようになるのは、年齢を重ねることによって作品の中に良いところ、面白さを発見できる引き出しが増えたからだと思います。
多くの作曲家と作品に出会うことで、数多の作品の良さを発見するチャンネルも増えます。ぜひ、知っている曲には新しい発見を期待し、知らない曲があったら興味と好奇心をもってコンサート会場へ足を運んでいただきたい。
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by dirigent-yuichi | 2016-06-27 10:21 | 音楽
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