タグ:ヨーロッパ ( 11 ) タグの人気記事
復活祭

b0049575_21044795.jpg


今年はグレゴリオ暦とユリウス暦のイースターが同日ということ。次に西方教会、東方教会、どちらも同日にこの日を迎えられるのは2025年ということです。

Osternspziergang von Goethe
ファウストより「復活祭の散歩」 ゲーテ

春の恵ある、物呼び醒ます目に見られて、
大河にも細流にも、もう氷はなくなった。
谷間には希望の幸福が緑色に燃えている。
冬は老いて衰え、荒々しい山奥へ引っ込む。
そして逃げながら、そこから粒立った氷の一しぶきを、青み掛かる野へ、段だらに痕の附くように蒔まいている。
しかし日は、白い物が残っているのを許さないで、何物にも色彩を施そうとする。
そこにもここにも製作と努力とがかいま見える。
それでもこの界隈にはまだ花が咲いていない。
その代りに、日は晴衣を着た人を照し出している。
まあ、跡へ戻っておいで。この高みから
町の方を振り返って見ようじゃないか!
空洞うつろで暗い里の門から、
色々な書物を持った人の群れが出て来る。
今日は誰もかれも、日向ぼっこがしたいのだ。
あれは皆、主の復活の日を祝っている。
自分達も復活して、
低い家の鬱陶しい間から出たり、
手職や商売の平生の群を離れたり、
頭の上を押さえている屋根や搏風の下を遁れたり、
肩の摩れ合うような狭い巷こうじや
礼拝堂の尊い闇から出たりして、
外の明あかりを浴びているのだから、無理は無い。
あれを見給え。大勢が活溌に田畑の上へ散らばって行く。
川には後先になったり並んだりして、
面白げに騒ぐ人を載せた舟が通っている。
あの一番跡の舟なんぞは、
沈みそうな程、人を沢山に乗せて出て行くところだ。
あの山の半腹の遠い岨道、側道にさえ
色々な衣裳の彩色が光って見える。
もう村の方からどよめきが聞こえて来る。
大勢の者にとってはここが真の天国なのだね。
「ここでは己も人間だ!。人間らしく振舞っても好いのだ」と、
老若ともに満足して叫んでいるのだね.
(訳 森鴎外)



続く・・・
[PR]
by dirigent-yuichi | 2017-04-16 21:09 | ヨーロッパ
扉を開く
ウィーンの老舗ホテル、「ホテルザッハー」。
そのホテルには、その前身だったカフェがあります。
そのカフェでの定番洋菓子が「ザッハートルテ」
4.9ユーロで食べることが出来るこのトルテ。このトルテを観光客、若者に食べにきてもらい、ホテルザッハーの文化に接して体験してもらいたい。
そしたら、いつか5つ星である高級ホテルである「ザッハー」にも宿泊してもらえるかもしれない。
このことが「ホテルザッハーへの扉を開く」ということだという。

これはオーケストラにも通ずることのように思えます。
小さい子どもに、ピクニックコンサート、野外コンサートなどで、オーケストラに触れてもらい、いずれ一人前の大人になったら、コンサート会場に足を運んでもらう。ピクニックコンサートといっても、子どもに媚びた内容ではなく、オーケストラの素晴らしさを体感してもらうプログラムで、そして、何より上質な演奏でなければならない。子どもの耳と感性は正直。演奏が素晴らしければ、身を乗り出して聴き入ることでしょう。

オーケストラは運営が厳しく、少しでも採算の取れるコンサートを優先するのも理解できるのですが、聴衆を増やすためにもオーケストラへの扉を開き、小さなオーケストラファンを育てていくことも大切なのではないでしょうか。
[PR]
by dirigent-yuichi | 2012-05-12 11:37 | 音楽
友人との語らい
先日のシルバーウィークに、友人指揮者の小宮氏に会いました。小宮氏とは、2ヶ月振りの再会でした。少しふっくらしたようでした。再会をし、カフェを探しに歩き出して、数分、目の前から、友人の中田氏に偶然にも遭遇。彼とは、2年ぶりでした。相変わらず忙しそうで、ほんの少しの時間の再会でしたが、元気そうでした。

そして、カフェでゆっくり話をした後、ドイツから一時帰国中の友人指揮者、トニオ君とその彼女と合流。新宿の居酒屋へ4人で入り、あっという間に時間がたち、再会を誓い、終電で帰りました。
[PR]
by dirigent-yuichi | 2009-10-06 20:50 | お友達
ブルガリア訪問 その5
滞在期間を終え、ロンドン経由で日本へ出発。
ロンドン・ルートン空港でのなが〜〜い質問を全て答えて、ようやく入国し、前回と同じホテルへ宿泊。
ロンドン発成田行きの飛行機が夕方の便だったので、朝早く起きて、少しだけ観光をしました。

b0049575_2332241.jpg
b0049575_2333643.jpg
b0049575_2334520.jpg
b0049575_2335227.jpg
b0049575_23418.jpg
b0049575_234893.jpg
b0049575_2341585.jpg

[PR]
by dirigent-yuichi | 2009-06-29 23:04
ブルガリア訪問 その3
ブルガリアのブルガスへ向かう飛行機の中で、イギリス人とオーストラリア人の仲間に遭遇。席が近くなかったので、飛行機をおりた後に合流。無事、入国手続きを済ませ、オーガナイザーの迎えの車に3人で乗り、ホテルへ向かいました。

今回オーガナイザーが手配してくれたホテルはブルガスから18km離れたポモリエにあるリゾートホテルです。
アパートメントタイプになっており、炊事もできるようになっていました。

b0049575_11152547.jpg
b0049575_11153515.jpg


さて、今回のブルガリア訪問の目的、それは、
第1回ブルードナウ国際オペラ指揮者コンクールへの参加でした。

書類審査を通過したコンペティター(コンクール参加者)が世界中から52人集まりました。

今回の課題曲は、
W.A.Mozart : Le Nozze di Figaro
P.Mascagni : Cavalleria Rusticana
G.Bizet : Carmen
G.Puccini : La Boheme
の4つのオペラでした。

開催期間の長いこのコンクール、コンペティターは、各々待ち時間を思い思いに過ごしていました。
プールサイドで勉強する者、プールで泳いでいる者、おしゃべりしている者、
部屋にこもっている者など・・・。

コンクールの会場は、ブルガス国立歌劇場でした(下の写真)。割とモダンな外観の建物でした。

b0049575_11255385.jpg


会場の中の形も一風変わっていました。

オーケストラも歌手も素晴らしく、伝統とスタイルを守っている劇場でした。
多くの劇場が、伝統とスタイルがだんだんと薄れて国際化していく中、
伝統とスタイルを守っている劇場のメンバーと音楽作りができたことは、
とても幸せなことで、貴重な経験でした。

10日間という長い開催期間が終了しました。
私は、惜しくも入賞を逃しましたが、とても良い経験を積むことができました。
そして、新たな指揮者仲間との出会い、皆、本当に素晴らしい魅力的な人達でした。
再会を誓い、それぞれの土地、それぞれのステージへ散っていきました。
[PR]
by dirigent-yuichi | 2009-06-25 11:40 | ヨーロッパ
ブルガリア訪問 その2
遅れて離陸した飛行機、風が弱かったのか、ほぼ定刻にロンドン・ヒースロー空港
に着陸しました。しかし、入国管理でのかなりしつこく質問され、私が手荷物受け
取り所についた時には、既に私のトランクは荷台に回っていました。ちなみにしつ
こく質問を受けたのは私だけではなく、イギリス国民をのぞくほぼ全員です。

ロンドンには、乗り継ぎの為の1泊なので、時間をかけずに移動をと考え、ヒース
ローエキスプレスを使いパディントン駅へ、どうやらパディントンベアーというのが
有名らしいです。

b0049575_1291811.jpg


ホテルにつき、乗り継ぎルートを確認、何とも微妙な食事をとり、早めに就寝。

次の朝、朝食をとっていると、フロントの係の人が、食事中の私のところやってきて
「フロントにお客さんがきている」と言うのです。「私に??」と聞き返すと、
「そうだ」と。ロンドンに知り合いはいるが、ここにいることは伝えていない
けど・・・と思いつつ、フロントに向かいました。


するとそこで私を待っていたのは・・・・・・・

警察官でした

訳のわからない私、とりあえず警察官と握手をして、お話がスタート。なんだか
いろいろ聞かれて、結局人違いということが判明。めでたく解放されました042.gif

結局なんだったんだろう・・・。

気を取り直して、食事をすませ、チェックアウト。すると思っていた金額よりも高い。
よ〜く計算書をみると、朝食が二人分になっています。係の人に、シングルで一人で
宿泊しているのに、朝食が二人分になっていると告げると、「おかしいですね。すぐ
訂正します」とのこと。係の人も「なぜ二人分になっているんだろう??」と不思議そうに
しながら新しい計算書を出してくれました。

そして、無事チェックアウトをすませ、ロンドン・ルートン空港へ向かいました。
ここは、市内から随分離れている空港、近くのロンドン・ルートンパークウェイまで
電車で行き、そこからシャトルバスで空港まで向かいました。

この空港からブルガリアのブルガスまで、Wizz Airというハンガリーの航空会社
で向かいます。Wizz Airは、格安航空会社で、機内サービスはもちろん有料です。
この飛行機は、座席が自由席のため搭乗のゲートの前に、随分早くから人の列ができていました。私は、後ろのほうに並んだ割には、隣が空いている席を確保。

ここから3時間半の空の旅。ブルガリアへ向かいました。

b0049575_12275522.jpg

[PR]
by dirigent-yuichi | 2009-06-23 12:28
ブルガリア訪問 その1

今回のブルガリア訪問、どのルートで行くか、散々悩んだ挙句、ロンドン経由を選択しました。
そういうわけで、成田空港第2ターミナルより、JALつまり日本航空でロンドンまで、
まず飛びました。色々な航空会社の価格を比較したところ、なんとJALが一番
安かったのです。こんなこともあるんですね~。日本の航空会社は比較的
高いんですけどね015.gif

b0049575_1214425.jpg


出国の手続前に、少し腹ごしらえをと、カフェクロワッサンへ、パンとコーヒーを
買って奥のテーブル席へ、他の客は全て女性、それも喫煙者なのです。
後から続々来る客も全て女性で、且つ喫煙者なのです。
タバコを吸わない私にとって、その状況での食事は拷問に近い・・・・・。
急いで食事を済ませ、席を立ちました002.gif

出国手続きを済ませ、水を買いに売店へ、すると、マスクがた~んと売っていました。
巷では軒並み売り切れなのに、成田空港には優先的に入荷されているようでした。

さて、搭乗口で待っていると、機体準備に時間が掛かっているため、遅れるとのこと。その間、搭乗口近くで待っていると、客室乗務員が次々と航空機へ乗り込んでいきました。そのとき、ゲートを開けて通るとき、こちらへ(空港内部へ)向いて一礼するのです013.gif
これ、日本で見られる不思議な光景の一つだと思うんです。たとえば、スーパーやデパートの店員さんも、売り場と裏を出入りするとき、必ず一礼します。この理由を知りたいといつも思っているのですが・・・未だにわかりません。

そんなこんなで待つこと1時間、予定より一時間遅れで機内へ案内され、1時間15分
程遅れて離陸と相成りました。

さあ、約12時間のフライトの始まりです。
[PR]
by dirigent-yuichi | 2009-06-21 19:35 | ヨーロッパ
ブルガリアより
帰国しました。今回も本当に色々な方と出会い、よい経験ができました。
レポートは、今後すごしづつ載せて行きます。

でも、仕事が山積み・・・008.gif
さ〜て休んでる暇はありません。頑張ろう066.gif
[PR]
by dirigent-yuichi | 2009-06-17 08:35
帰国
4ヶ国7都市を半月の間に訪問してきました。懐かしい友人たちとの再会、そして新しい友人との出会い、とても楽しかったです。

しかし、スケジュールがハードで、移動に費やした時間が48時間くらいだったので結構疲れました。

さてさて、アレンジの締め切りも近づいていることだし、あまり休んでいる暇はありません。来月は、結婚式も控えております。寝不足の日々が続きそう・・・
[PR]
by dirigent-yuichi | 2008-09-21 15:59 | ヨーロッパ
再び欧州へ
イタリアより帰国して10日足らずですが、また、明日より半月、欧州へいってきます。今回は、友人を訪ねる旅、4カ国 7箇所を廻る予定です。懐かしい友人たちに会えるのがとっても楽しみです。

ではいってきます!!!
[PR]
by dirigent-yuichi | 2008-09-04 22:32 | ヨーロッパ